野蛮草昧ゴリラドラン【最終79位レート2039】
【構築】
【前語り】
みなさんお久しぶりです虎猫です。
竜王戦環境も終わり、元に戻った冠環境最初のシーズン。何とか最終二桁を取ることが出来たので構築を紹介しようと思います。中々見た目も良い構築になったと思うので最後まで見ていって貰えると幸いです。
【構築経緯】
今期も相手のエスバサンダーにダイマで打ち合うことが出来、不利対面の対面操作も行うことが出来るチョッキドラパルトから構築を組み始めた。
ドラパルトを通して行く上で障害となる悪ウーラオスや地面タイプの物理受け達に強いカプレヒレを採用し、ポリゴン2やカプレヒレ等がいても通しづらいのでそこに圧をかけていけるゴリランダーを採用した。
上記の三匹ではジェットの一貫が切れておらず、またポリゴン2に対する引き先もいないのでゴリランダーと相性のいいヒードランを採用し、ゴリランダーヒードランと投げる時のエースバーンに対する引き先としてランドロスを採用した。
ここまでの五匹で構築が比較的纏まっていると考え、ラストの枠には選出圧力にもなり、地面の一貫とジェットの一貫も切れウーラオスにも強めで単体で選出に絡めやすいサンダーを採用して構築が完成した。
【個体解説】
ドラパルト
性 格:意地っぱり
特 性:クリアボディ
持ち物:突撃チョッキ
実数値:163-189(252)-95-x-96(4)-195(252)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/とんぼ返り
最近では物珍しさも無くなってしまったチョッキドラパルト。耐久と火力が絶妙でダイマの打ち合いでは物理にも特殊にも対応することが出来る優秀なポケモン。
メインとなるタイプ一致技の他に不意打ちと蜻蛉返りを採用することでサイクル加入や最後の削りを入れることが出来たりと非常に強力だった。
半面カプレヒレの増加や、思ったより火力がないため選出によっては腐りがちではあった。だがそれでも上に連れて行ってくれたポケモンだった。
カプレヒレ
性 格:控え目
特 性:ミストメイカー
持ち物:拘り眼鏡
実数値:159(108)-x-135-154(196)-150-131(204)
技構成:波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
サイクル下でしっかりと圧力をかけて行くために早めの拘り眼鏡で採用。sを131まで振ることによって遅いサンダーに対して上から動けたりスカーフ以外のミラーにも大体勝つことができる。
今期はhbサンダーが多く、ゴリランダーが非常に刺さっていると感じた試合ではサンダー対面ムーンフォースを押したりして強引に削りゴリランダーを通すという動きを何度も行った。非常に危険な立ち回りのように見えるが火力アップアイテムが無ければ10万ボルトを耐える上に相手の立ち回りとしてボルトチェンジを押すことが多かったのでそんなに間違っていなかったと思う。
ゴリランダー
性 格:意地っ張り
特 性:グラスメーカー
持ち物:命の珠
技構成:ウッドハンマー/馬鹿力/グラススライダー/剣の舞
実数値:179(28)-194(252)-111(4)-x-91(4)-133(220)
言わずと知れた火力馬鹿。珠キョダイコランダの火力は異常で等倍で有ればほぼ全てのポケモンを確定1発で仕留めることが出来る。剣舞を積んでしまうとhbサンダーですらダイマを切らなければ1発で持っていってしまう。周りで削り最終的にコイツで詰めるという立ち回りを何度も行った。
この構築はブリザポスが非常に重く初手の対面ではノータイムでキョダイコランダを押していたがh特化ブリザポスですら75%の乱数で落ちる上に、ダイマを切られていたとしても相手の攻撃も珠を持っていなければ基本耐える為に実は有利対面だったりする()
性 格:穏やか
特 性:貰い火
持ち物:食べ残し
技構成:マグマストーム/挑発/鬼火/身代わり
実数値:193(212)-x-131(36)-151(4)-173(252)-98(4)
一般的なHDヒードラン。ポリゴン2や耐久サンダーに後投げし突破や裏への圧をかけて行った。
守ではなく身代わりを採用しているのはポリゴン2の攻撃を耐えたり、サンダーのボルトチェンジを耐えて裏へ鬼火を入れたりする事がし易くなる為に採用していた。
守ではない為に体力管理しづらい時もあったがエースバーンに対して鬼火を入れる事が出来るので非常に強力だった。下振れしなければ最強ポケモン()
性 格:腕白
特 性:威嚇
持ち物:お盆の実
技構成:地震/空を飛ぶ/岩雪崩/剣の舞
実数値:196(252)-165-154(236)-x-100-114(20)
今期はよく見たHB剣舞ランドロス。ただの物理受けの個体の流用な為、調整に関してはもう少しsに振っておいた方がよかったかもしれない。
岩技に関しても選択でエッジではなく岩雪崩なのはエッジで急所に当てる確率よりは岩雪崩で怯ませる確率の方が高いという安易な考えの結果。岩石封じにした方が良かったかもしれないが最終戦ダイロックの威力が高いお陰で勝つ事が出来たので岩雪崩で良かったと思う。
サンダー
性 格:図太い
特 性:静電気
持ち物:アッキの実
技構成:放電/暴風/身代わり/羽休め
実数値:197(252)-x-143(196)-145-110-128(60)
このポケモンで何をするか考えた結果思いついた非常に異端な型のポケモン。ラグ絡みのサイクルに有利に展開する事が出来たり、初手に雑にダイマを切り合った後にアッキサンダーで詰ませたりと様々な勝ち筋に繋がったポケモン。
運に頼るようなプレイングは比較的しないように心がけていたが、最終戦は静電気を無理矢理に引かせに行ったのは反省点。雑に強かった。
【後語り】
毎度のことになってしまっているが相変わらず最終日付近まで構築が無く前日の朝に即興で組んだ構築ゆえに欠陥も多かったように思う。ただ、対戦数を重ねていたお陰で環境への理解があって強気な立ち回りを行うことが出来たのはよかったと思う。
竜王戦ではパッとしない結果しか出せなかったので今期は甘えて二桁ラインで保存してしまったが次こそはもっと上を目指していきたいと思う。
s18お疲れさまでした。
【スペシャルサンクス】
通話に付き合ってくれた自分の窓のみんな。
窓に入れてくれたリスペクトさんとその窓の人達。
対戦してくださったすべての人達。
あもんぐを一緒にやった人たち。
【レンタルパーティ】
恐らく今期は残していると思います。
【以下証拠】